娘のメディア出演が見たくて、テアトルアカデミーに所属させてみた
このページでは、子供をテアトルアカデミーに入れてどうだった?について記載しています。
娘、0歳。
彼女の仕事、それは
泣くこと、
ミルクを飲むこと、
そしてモデル。
そう、娘は芸能学院、「テアトルアカデミー」に所属しています。
続き▶︎テアトル辞めました。退会方法についてもまとめ - じぶん学 | ゆるっと自己実現
テアトルアカデミーとは
テアトルアカデミーとは、
かの有名な鈴木福くんが所属している芸能学院です。
子役中心に赤ちゃん〜シニアまで、多くのタレントが所属している養成所。
厳密には、所属事務所は「テアトルアカデミー」ではなく「劇団コスモス」なのですが、
ここでは統一して「テアトルアカデミー所属」と表記します。
オーディション〜所属までの流れ
インスタでオーディションを知る
Instagramで
やれ「#育児グッズ」だの「#離乳食メニュー」だの調べていると、すぐさまAIに察知され、
出るわ出るわ赤ちゃんモデルの広告。
そこでたまたま目に止まったのが「テアトルアカデミー」でした。
審査の流れ
テアトルアカデミー所属に至るには、
- 一次審査合格(スマホで完結)
- 二次審査合格(現地オーディション)
この2ステップを踏む必要があります。
インスタの広告で見かけ、
その場で一次審査を申込みました。
一次審査
娘の氏名や生年月日など、ひと通りの個人情報を記入し、最近撮った写真を添付すれば応募完了です。
ものの5分程度で応募できます。
応募後、合格の場合1週間ほどで賞状がもらえます。
正直に言いましょう。
最初はこの賞状目当てで応募しました。
二次審査
二次審査はテアトルアカデミーの校舎で行われます。
カメラテストといって、
娘を抱きながらカメラの前に立って質疑応答を受けます。
志望動機やどんな子に育ってほしいかなどを伝えました。
なお、娘はその間ずっと寝ていました。
合格後の流れ
二次審査後、1週間ほどで結果が郵送されてきます。
ここで初めて入学費用や月謝など、お金に関する情報が出てきます。
入学費用を振り込むと、所属決定。
宣材写真についてや仕事への応募などについての情報が先方から届きます。
親バカ発揮?所属の理由
そもそも、なぜオーディションに受けたの?
やっぱりそこは人の親。
「うちの子世界一可愛い」って思ってるんでしょ?
…と世間的には思われるでしょう。
もちろん、お腹を痛めて産んだ我が子、主観的に見れば世界一可愛いに決まっているのですが、
流石に30年生きてきた中、自分の外見で散々辛酸を舐めてきただけあり、悲しいかな現実はよくわかっています。
娘はクールな一重まぶたにムチムチなおでぶちゃん、その上髪はモッサモッサで0歳とは思えないほどの剛毛。
あまりにもこけしにそっくりすぎる姿は、
客観的にみて世間の定める「かわいい」の基準からはかけ離れた風貌です。
そっくりな母を許しておくれ…
ではなぜ可愛さホームランではなく変化球な娘をモデル事務所に所属させたか。
それは…
娘はとにかく穏やかでおとなしかったから。
生後2か月〜3か月の間、泣き声を1度しか発さず、逆に周囲に成長の心配をさせてしまうほどの娘。
全く人見知り場所見知りをせず、逆に目が離せずヒヤヒヤさせてくる娘。
“心の成長”という観点では、もしかしたら不安な要素なのかもしれませんが、
「泣かない赤ちゃん」「人見知りや場所見知りをしない赤ちゃん」
というのは娘にとって強みに違いない。
この強みを活かせる場所なはず。
そういう思いで所属に至りました。
モデルの仕事ってあるの?実際のところ
先述の通り、「かわいさ変化球」な娘。
今のところ…応募しても採用数は0!!!笑
そりゃそうです。
どれだけ「泣かない」「人見知りをしない」といった強みを持っていても、
応募の時点で、モデルとして会ってみたいと思われる外見でないと、門前払いを喰らいます。
でも外見は変えられないし、
このこけしのような風貌が娘の可愛さでもある。
と、いうことで
「こけしのような赤ちゃん募集」
みたいな依頼があるまで、まったり気長に待とうと思います。
仕事とはマッチング。
無理に仕事に自分を合わせていのではなく、
仕事と自分が交わる場所があればいいのです。
メリット・デメリット
上記を踏まえてメリット・デメリットの観点でお答えします。
メリット
メリットは以下の通り。
- 娘のいいところをもっと知れる(知ろうとできる)
- 沢山の芸能案件にエントリーできる
- 無料のレッスンを受けることができる
デメリット
デメリットは以下の通り。
- 案件の紹介は沢山あるが、必ず選ばれるとは限らない
- 入学費が高額(20万程度!)
- 校舎が主要都市にしかなく、アクセスが不便な方には大変かも…
所属=デビューではない
芸能事務所への所属即ちホームランを打つ、ではなく、
「バッターボックスに立つ機会を与えてもらえる」だと思っています。
バッターボックスに立たせてもらう、そこからホームランを打つか空振りになるかは本人の実力次第。
なので、エントリーの機会を十分もらえている時点で、所属の意味はあると思っています。
これを「ホームランを打たせてもらえる」と捉えてしまうと、
入学金高いのに仕事が決まらない!ひどい!
みたいに感じてしまうのかもしれませんね。
今の所結果は空振りばかりですが、負け惜しみではなく、バッターボックスに立たせて頂いているだけで、
親としては貴重な機会をテアトルアカデミー、ひいては娘から貰えているなとありがたく感じています。
最後に
…とまあ色々書いてしまいましたが、娘がタレントデビューする作品を見たいので、
どうかメディア各社様は「ムチムチで目が細い、こけしのような女の子」の案件を宜しくお願いいたします!!!!