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元ロリィタ、東京Kawaiiスタジオ原宿に行く<前談>

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あの頃の無念を果たしたくって、ロリィタ体験の撮影に行く

 

憧れのエリザベスさま……

 

 

先日、東京Kawaiiスタジオ原宿さんに遊びにいってきました。

この記事はその際の口コミ、体験レポの”前談”となります。

 

本編はこちら▶︎【口コミ】元ロリィタが東京Kawaiiスタジオ原宿に行ってきた - 口コミや注意事項、持ち込んだものなど - じぶん学 | ゆるっと自己実現

 

 

そもそもロリィタとは

この記事の中で云うロリィタは、ファッションのジャンルのひとつを指しています。

 

中でも、「BABY, THE STARS SHINE BRIGHT」「Angelic Pretty」に代表される甘ロリ(フリルやレースがあしらわれた、お人形のようなスタイル)をイメージして頂ければと思います。

 

ロリィタの歴史やファッションの概要、意味や定義に関して述べると非常~~に長くなってしまうので、この記事では割愛します。

 

レポの前に、この体験ロリィタへ抱いている思いをちょっとばかし語らせて頂ければと思います。

体験の口コミだけ知りたい!という方は、こちらからご確認をお願いします。

 

KERAとの出会い

ロリィタファッションとの出会いは中学生の頃。

塾で隣の席の子が読んでいた雑誌「KERAがきっかけでした。

 

「初めて見る華やかな世界に衝撃を受けた!」

 

…という流れが一般的なのですが、

私はなんと10歳まで全身シャーリーテンプル*1を着ていたため、

特にお人形さんのような洋服に関して驚きや、強い憧れはありませんでした。

 

ただ、「大人になってもシャーリーテンプルのような洋服を着れるんだ」と、

嬉しくなったのをよく覚えています。

 

KERAモの九条ライチちゃんがめちゃくちゃ好きだった。

 

下妻物語

映画「下妻物語」をご存知でしょうか。

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この映画で深田恭子さんが着用していたお洋服。

それが、「エリザベスワンピース」です。

 

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(画像参照元https://babyssb.shop/

 

BABY, THE STARS SHINE BRIGHT(ベイビーザスターズシャインブライト)というロリィタメゾンから出ているワンピースで、

たっぷりと使用されたレースとフリル、そして鮮やかで上品なえんじ色が印象的な一着。

王道的かつクラシカルな装いは、今日に至るまでレジェンド的な人気を誇り続けています。

 

で、このエリザベスを着ているお姫様さながらの深キョンと、

もちろん日本で作られたワンピースとは思えないお洋服の圧倒的なオーラに、

「大人になってもかわいい洋服を着れるんだ」

から、

この服(エリザベス)が着たい!

と、いつしか思うようになりました。

 

さて、このお洋服、お値段約50,000円と、

中学生には毛頭届かない存在なわけです。

 

それから長い間くすぶり続けるエリザベスへの憧れは、

思えば20年近く前の、この頃から始まっていたのでした…。

 

記念すべき初ロリィタ

私のロリィタデビューは遅咲きで、22歳の頃です。

会社勤めをはじめ、冬のボーナスでベイビーの「いちごみるくなStrawberry Days」シリーズのジャンスカを購入しました。

 

それから25歳でロリィタを卒業するまで、

たまの週末にゆる~くロリィタファッションを楽しんでいました。

 

ゴスロリバイブルのスナップ

当時、「ゴシック&ロリータバイブル」という雑誌が発売されていました。※現在は廃刊

そこでは四半期に一度読者を募り、スナップ写真ページの撮影が行われます。

 

何度かスナップ撮影にお邪魔もしたのですが、

そこではじめて目にするのです。

生「エリザベスワンピース」を!!

 

この頃、すでに伝説となっていたエリザベスワンピース。

数年に一度、受注生産がされていることを知ります。

 

次の受注生産で絶対に購入してやる…!

 

そう誓いを立てた日を今でも覚えています。

1月の寒い日のことでした。

 

ロリィタ卒業と心残り

が、簡単にロリィタ卒業の時がやってきます。

 

一緒にロリィタファッションを楽しんでくれていた友人が転勤で遠方にいくとのこと。

ロリィタファッションに身を包みつつ、

誰かと時間を共有することに楽しみを感じていた私は、

彼女の転勤と同時にあっさりとロリィタを卒業してしまうのでした。

 

”あっさり”と卒業した理由にはもうひとつ。

 

それは、自分ではロリィタファッションを着こなせなかった、

自分のロリィタ姿にあった違和感を、最後まで無視できずにいたことです。

 

高身長で面長、そしてこけしのような顔をしているわたしには、

どんなにメイクを頑張っても、どうしても似合いっこないという気持ちを払拭できませんでした。

 

だからこそ、

「誰かと楽しむ機会がないにも関わらず、似合わない服を着ること」に抵抗を感じてしまいました。

 

結局、最後までエリザベスを着ることができないまま…。

 

そして30代。

あの時似合わなくても、まだ若い頃に着ていればよかった。

そう後悔する日々が今日まで続くのです。

 

本編へつづく▶︎【口コミ】元ロリィタが東京Kawaiiスタジオ原宿に行ってきた - 口コミや注意事項、持ち込んだものなど - じぶん学 | ゆるっと自己実現

*1:子供服ブランド。お人形さんスタイルの洋服を取り扱っている。